樹海Tシャツ販売サイト「樹海堂」の日常


by jukaidou
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映画「SIREN (サイレン)」

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<ストーリー>
PS2の人気ホラーアドベンチャーゲームをベースに、『ケイゾク』『TRICK』の堤幸彦監督がメガホンを取ったサイコ・スリラー・ムービー。1976年、謎のサイレンとともに、全島民が突如消失するという怪事件が起こった夜美島。それから29年後。病弱な弟の転地療養のため、父とともに夜美島に引っ越してきた由貴。彼女はそこで、隣に住む里美から不可解な警告を受ける。「サイレンが鳴ったら外に出てはならない」と…。

さてさて、ゲーム版サイレンは、個人的には大好きだったんで、レンタルビデオ店で借りてみました。
ゲームでは1、2とあるのですが、1の方が圧倒的に面白いです。
2はちょっと作者の方向性がヲタ方面に行き過ぎて、わざとらしくてつまらなかった。
ヲタさんがニヤリとする設定なんかいりません。なんか萎えてしまいました。

「どうあがいても絶望」のキャッチフレーズのくせに、銃でガンガンうちまくるのは面白くないです。
唯一、幻視能力はよかったですね。
まあ、なにが言いたいかというと、主人公はあくまで非力、という立場を頑なに守って欲しかったのであります。じゃないと絶望感なんて出ないでしょ?
ガンガン戦うのは、ヴァンダム映画やランボー、コマンドーで充分です。
あ、チャック・ノリスも。あと、S・セガール様も。
そういう方向性にゲームを持っていくのなら、銃で戦うこともオッケーです。
そう、サイレンにスタローン様が出演するなら、全てを許してしまいましょう。

まあ、そんなとこですね。

話がずれました。映画サイレンの感想です。


※以下ネタばれが思いっきりありです。ご注意!!


えーっと・・・。監督さん誰だっけ?堤さん?
キャスティング、もうちょっと考えられませんでした?
森本レオさん、ココリコの田中直樹さん。この方たち、屍人化するんですが、
逆に大笑いしちゃってぜんぜん怖くねぇ・・・。
ゲームでは有名人をあまり使わず、素人っぽい方々で構成されていたため、逆に親近感が湧いて良かった。
キャストも劇団などから探して、有名でない人を起用したほうがよかったのでは。
森本レオさんあたりがホラーに出たらライトなヲタにはバカウケ、うん、ヲタたちのハートをゲッツ!
なーんてマジで製作側が思ってたら、もはや・・・救い難し。

ストーリーは普通です。普通に見れるレベルです。
でもやっぱり、全ては主人公由貴の幻覚、妄想だったのは「ハァ?」という感じ。
サイレンが鳴ったら外に出てはならない!としきりに島民が言う理由も・・・あのオチですか?
世界観の作りこみはレベル低いです。監督さん、あなた、すぐ前に私がレポしたお色気C級映画「巨大毒蟲の館」と、大して変わらないですよ。
同じゲームの映画化である「サイレントヒル」を百万回見なさい。
ゲームでは中学生の子供でさえも屍人化してしまう、という絶望感がまったくないです。
鉄塔の周りをうろつく屍人たち、ロメロのゾンビ映画のゾンビの超劣化版。
ああ、言い出したらキリがない。

ゲームでは和風ホラーの雰囲気を最高に味わえた分、映画に対する評価は厳しいものになってしまいますね。
堤監督さん、あなたに足りないもの。
それは「決死の覚悟」です。
クソー、ハリウッドみたいにカネ掛けられないぜ、こうなったら
おちゃらけヲタ受けムービーにしようぜ!は、もう結構なんです。
やるならシュワちゃんくらい出しなさい。
仮にもこれほどまでに有名、人気のゲームを映画化するんだったら、それなりに時間をかけて脚本を練り、セットを作りこみ、製作していただきたかったものです。
コアなファンが多いゆえに、多分映画化が大幅に遅れてもファンは待ちます、必ず。
「チクショー、今がホットなゲームなんで、さっさと映画化しなきゃモト取れねーぜ!ちゃっちゃと作っちまおうぜ。」
というセリフが聞こえてきそうな・・・。

カネが足りないならその予算でどれほどやれるか知恵を出せ。知恵が出ないならセット作りで汗を出せ。汗すら出ないなら静かに去っていけ。

堤監督さん、チャパツにオサレ眼鏡をして気取ってる場合じゃないですよ。
そろそろ本気を出してください。あなたの本気はこんなもんじゃないでしょう?
決死の覚悟を決めて欲しい私としては、樹海堂の愛国Tシャツシリーズを、
もし堤監督御本人様からご注文いただけたなら、タダで差し上げます。
愛国Tシャツを着て、決死の覚悟で映画作りに勤しんでいただきたいものです。


樹海堂副管理人
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by jukaidou | 2007-08-10 02:48 | 樹海キネマ(映画)