樹海Tシャツ販売サイト「樹海堂」の日常


by jukaidou
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

ROCKY BALBOA!

いやあ、私も結構アメリカ映画、特にハリウッドの商業映画を見てきた
つもりですが、ロッキーに本気で泣かせてもらえるとは思いませんでした。
(若干ネタバレありです)

今日、近所のシネマに行ってきたわけですが。客は平日の午後2時、
しかもGW前の忙しいころということもあってガラガラでした。
いるのはジイサンバアサンばっかりです。今回スライは還暦なので
見に来たんですかね。

で、映画のほうですが。スゴイの一言です。やっぱりスタローンは、
別格ですよ。昔はマシンガンジョーとかいって恥ずかしい車に乗って
暴れるただのイタ公でしたが、そういう苦労を重ねて
私のようなボンクラの心を揺さぶるものを身につけてます。

陳腐なストーリーかもしれません。言語障害の影響でなんていってんだか
よくわからないシーンもあるでしょう。アポロやドラコより相手の印象が
弱いのも事実です。ステロイドかなんか薬やらんとあの体は作れないでしょう。
懐古主義で、自己満足気味の映画だという人もいるようです。

だからなんなんですか。

スタローンはロッキーを30年以上やってます。ロッキーは彼であり、
彼がロッキーです。ロッキーは第一作から回を重ねるごとに批判を
受けるようになり(商業的には成功)、ご都合主義だとか変な思想が
入ったとか言われてますが、私にはまったくそう見えませんね。
見えるとしたら、それは監督がスタローンじゃないからでしょう。
有名な大金のオファーを断ったときから、スタローンは何も変わって
いないのです。今回泣けたのは、スタローン脚本監督だからでしょう。
大事なのは、思い入れなんですよ。自叙伝というのは、誰のでも
それなりに面白いものです。ゴーストライターが書いてなければ。


スタローンについて語り出すときりが無いのでこの辺でやめますが、
内容としてはですね、第一作に近いものですね。立場は無名の種馬から
伝説の元チャンプになってますが。妻が死んで過去ばかり見ようとする
ロッキーですが、それはごまかしなわけです。心の空虚さを埋めるには、
戦うしかないんです。彼が戦士だから。「自身が無い」というのは、
エクスキューズですらありません。そんなのないのが当たり前です。
恥をかこうが、息子にとめられようが、情熱は冷めることはありません。
強い相手と戦って、自分の弱さを克服する。それしかないんです。
だからエイドリアンの兄貴もフィラデルフィアの貧民も、彼が好きなんです。
誰もが自分の弱いところとダブらせてるんですね。

c0094876_19325559.jpg


ロッキーのすごいところは、ロッキーが全然強そうに見えないんですよ。
全作通じて。「俺がやってやる!」「かかって来い!」「俺が相手だ!」
見たいなのはまったく言わないんです。いっつも伏目がちでボソボソ
と話し、大事な話は冗談で逃げてしまうんです。ただ、試合になると
強い。根性の塊。多分、スタローン自身がそうなんでしょう。
そんなギャップがひきつけるんでしょうね。今作もそうでした。。
最後、判定になってロッキーは結果を聞かずにみんなと帰っていくんです。
そう、己が燃えられたならどうでもいいんですそんなもの。
もっといえば、別にロッキーがボクシング映画でなくとも良かったんです。
ただ、情熱をたたきつけることさえできれば。
「自分を信じなければ人生じゃない」

ともあれ、実に熱い映画でした。SLYの映画は年を重ねるごとに熱くなれます。
私は上映中にもう一回見に行きます。皆さんもどうぞ!!
ただ、面白さを倍増させるには、ロッキー1の再見をおすすめします。
知ってるものからすれば、ニヤニヤさせられっぱなしですよ。

・・・ただ、今日行った映画館はロッキーのポスターを売ってなかったので
もう行きません。馬鹿にするにもほどがある。つぶれてしまえ!!

樹海堂店長
[PR]
by jukaidou | 2007-04-24 19:42 | 樹海キネマ(映画)